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【23才〜】⑦

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社会人になってから

社会人になってからの自分についておもいかえしてみると、どれも我の強い部分をおさえながら利他の精神でやり抜くと決意した反面やはり若く体力、気力のある30代半ばまではただがむしゃらに目の前の仕事をこなす毎日。

内装会社の社員職人として働いていた時は、今で言うブラック会社で早朝から深夜まで現場仕事をこまして、体は悲鳴をあげてたまに蕁麻疹が出たりしていました。

ただ気持ちはまず会社が良くなれば(儲かれば)社員にもいい待遇が期待できると小さな会社でしたので社員同士チームでがんばっていました。

それこそはじめのうちは社長も一緒になって現場を進めていましたが、その当時社長は30代半ばと若く元々がハウスクリーニング(そうじ屋)だったので内装の技術が無く、独学であった為、社員の職人達に引け目があり特に私は年下で女という事からちょっと気の毒な程劣等感を感じていた様です。

皆が会社の為と思ってがんばっている所、陰で社長自ら社員に社員の陰口を言うなどあまりにも幼児レベルなので3年我慢しましたが4年目に入った年に年上の先輩と退職しました。

取り引きをしていたお客さんや材料を仕入れていた問屋の担当さん達から「あなた達がいなくてあの会社は大丈夫なの?!自分達の存在の大きさをもう少し理解してください!!」と言われました。

その方達には申し訳ないですが、自分達のがんばりの評価が高かった事はうれしかったです。

見てる人は見てるのだと。

その後、先輩と共同経営を始めましたが3年我慢5年目やはり共同というのはうまくいかないもので私が出ていく形で解散しました。

解散の理由は私が現場をきりもりして先輩は受発注の担当、彼が代表だったので当たり前の流れだったし、金銭面は全て半々のルールだ納得していました。

彼も職人でしたもで現場をこなさないと報酬をもらいにくいと思っていた様でしたので

「時間・曜日関係なく電話対応する業務があるのだし、現場もそれなりにこなしているから問題ないし、それはそれで大変なのだからこっちはルール通りと納得してるよ」というと

「そんな事言ったって、何かあった時、自分の方(私の事)が現場をたくさんやっているから金をもっとよこせと言ってくるだろ!!」とアホな事を言い出す始末・・・。

どうしても私の方が人当たりが良いので(良い人、気配りのできる人を演じている為)私が良く評価されたりする事が嫌だと言うか不安だった様です。

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この記事を書いた人

家族や過去の経験は私を形作る大きな部分ですが、50年以上のマイノリティなアイデンティティを通じて、自分自身と周りとの向き合い方を学んできました。「あなたの人生の答えを、自分で正解に。」この言葉は、生きづらさを感じるすべての人に送りたいメッセージです。魔法のようなワンステップロジカル思考術を通じて、私は自分の人生を根本から変える旅をしてきました。

この旅は、ただのスキルを超えたものです。自分自身が選んだ道で、出した答えを自身の正解に変えるための生き方です。これからも、マイノリティであることの力と、ライフデザインシンキングを提唱し、広げていきたいという想いを持っています。

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