MENU

【23才〜】⑧

目次

6歳も年上のおじさんに子供の依存の様な感情をぶつけられて最後は顔をグーパンチされ負傷。

その件について謝罪されましたが、お金は折半+αをもらい、取引先・顧客、全て彼に譲り終了しました。

この頃あたりまでの私はたぶん鼻持ちならない感じの所もあったと思います。

ただそれには理由があり相手の要求はほぼ受け入れてこなしていましたが、やってもやってもエンドレスで要求度が高くなり、それはちょっと無理とこちらが言うまで試してくるという感じになるので、出来ない理由を言うとごねられる。

まぁ確かに心では嫌でも表向きは従う対応をしていたので不満に感じるものがあったと思います。

こちらも仕事を続けていく上で相方が必須であると思っていたので目的はありましたが、そこはお互い様の事であって私はそれ以上のものはありませんでした。

あちらは違った様で、とにかく自信の無さから人を信用できなかったのか、忘れてしまいましたが開業する時、こちらから辞める時は、一千万円払うという契約書を書かされてました。

特にこちらは問題無かったので気にしてませんでしたが、どうにも何をやっても満足できず要求ばかり増えていき、しまいには「どうしてもっと俺を尊敬して慕ってくれないんだ!!」と言われ私は気持ちの持ち方を正論で返してしまい余計に火に油を注ぎ状態は悪化してしまいました。笑・・・。

お金で縛る契約書を書かせなければならない程の相手にどこまで要求するのかと不思議な人でしたね。

彼には色々とお世話になったと思っている所も沢山あるので、逆に申し訳ないと思う所もあります。

色々な意味で人間力的な所を養わせてもらったと思っています。忍耐力も強くなりました。
(度がすぎて強くなってしまった為、私にとっては逆効果の部分もありますが。笑)

ただ一人で自立して生きていく力をつけてもらい、例のお徳貯金も沢山頂きました。

こうして心の弱い人の部分をおかりして(利用)私は色々な気づきの場面を得る事が出来ました。

一つ言える事は、心の弱さがある人だったとしても人間性は悪い人では無かったと思います。

その証拠に彼は私が嫌だと言う言動をして自ら終結させてくれました。嫌味の様な言い方ですが強引だったり、ワガママを言ってくる人というのは自分を隠さずに「自分はこんなに嫌な奴です」と教えてくれるので(自白)、こちらがどうするのか選べると言う事になります。

嫌いになって離れてもいい、私の様に自分の成長の為に関わりを持って何かを得る選択肢もあります。

人生の途中で何度か思った事があるのですが「自分はドMなのだろうか?いや、ドMなんだな。」と。笑。

後日談で、あるSMのMの女の人とお話した事があるのですが、その人の肩や背中に焼きゴテ(火傷)のかなり近々の傷が生々しく聞いたワケではないのですが今のパートナー(女の人)の趣向だとか・・・。

そしてその時の事を話してくれたのが笑えました。

「痛くないワケないよね?」と私。

M女「そりゃ痛いしこわいよ。パートナーがどうしてもって言うからつきあうけどぉ。

終わった後に彼女が「大丈夫?痛かったでしょう。」って言いながら手当してくれたんだけど私、心の中で「あんたがやったんでしょ!痛いに決まってるわぁ!!」と思ったわよぉ!」って!!笑。

どの分野においても本物はスゴイの話です。

話がそれましたが、またそこら辺のお話はどこかで機会があった時に。

ここで言いたいのは、自分で選択して進めている時は、まず決めたのであれば好き嫌いの感情を優先しないで目前の事をこなしてから自分の答えを出す事が後々自分の生きていく糧になる。

たとえ失敗だったとしても自分で試したと思えば怒りや悲しみ、不安といった感情は出てこない。

むしろ、ネタになるし経験になり次の事を考える気づきにつながる。

もう一つ私のモットーとして人に何かを求められたりお願いされた時、頭一つ分多くおまけをつけて渡します。

そしてそれがお徳貯金や優良ポイントになります。

「利他の精神」なんて表向き体裁も良いですし、そして「複利の法則」ももれなくついてきます。

自分で決めて進めているとはいえ、自分の物(能力)にするまでは、まぁまぁツライしんどい思いはします。

ただそれは正解と言う事です。

必要な事で自分に無い物を得ようと選択して始め出すと必ず嫌に感じる何かにぶつかります。それはしても良い努力です。

なぜなら、もう自分にある物だったら何も考えずに行えるし、ツライと感じないから。当たり前になっているということ。

まだ身についてないからストレスがかかる。

一度やってみて、どうするか答えを出す。期間や時間、回数は自分次第。自分の自由です。

そして何が起こったとしても自分の責任で対処する。

半世紀生きてきて思う事は、それが一番楽なのだと。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

家族や過去の経験は私を形作る大きな部分ですが、50年以上のマイノリティなアイデンティティを通じて、自分自身と周りとの向き合い方を学んできました。「あなたの人生の答えを、自分で正解に。」この言葉は、生きづらさを感じるすべての人に送りたいメッセージです。魔法のようなワンステップロジカル思考術を通じて、私は自分の人生を根本から変える旅をしてきました。

この旅は、ただのスキルを超えたものです。自分自身が選んだ道で、出した答えを自身の正解に変えるための生き方です。これからも、マイノリティであることの力と、ライフデザインシンキングを提唱し、広げていきたいという想いを持っています。

コメント

コメントする

目次